萬渓寺について

歴史
愛知県の尾張地方にある北名古屋市。織田信長公の天下取りの出発点「清洲城」のある清須市に隣接し、市内には数多くの神社仏閣がございます。安土桃山時代より16代続く「曹洞宗 法幢山 萬渓寺」も、そんなお寺の1つとして、長きに渡って地域の皆様に愛されて今日を迎えております。様々な御祈祷をはじめ、永代供養、仏壇じまい、水子供養など、お困りごとがございましたら気軽にご相談ください。

曹洞宗
鎌倉時代、「道元禅師」が正伝の仏法を宋(中国)から日本に伝え、「瑩山禅師」が全国に広められたのが「曹洞宗」の礎です。このお2人を「両祖」と申し上げ、御本尊であるお釈迦様と共に「一仏両祖(いちぶつりょうそ)」として仰いでおります。その教えの根幹となるのが「坐禅」です。「禅」とは物ごとの真実の姿を見極めて正しく対応していくために心の働きを調えることを指し、「坐る」ことで身・息・心の調和を図るのです。

七福神
「七福神」とは、福禄寿、恵比須神、大黒天、寿老人、弁財天、毘沙門天、布袋尊の7つの神様の総称です。七難即滅・七福即生の説に基づき、参拝することで7つの災難が除かれ、7つの幸福を授かれると言われております。その起源は室町時代末期とされ、特に農民や漁民の間で流行しました。以来、吉兆の象徴として絵画や彫刻、芸能などの題材にされてきたのです。当寺でも七福神をお祀りしており、様々な御利益を得られる〝久地野七福神御砂踏み〟も承っています。

住職
昭和62年生まれ。
幼少より仏教に親しみ、豊川稲荷にて修行を積む。2017年より萬渓寺の住職として法灯を継承し、地域に根ざした活動に尽力。「仏の教えを身近に感じてもらうこと」を大切にし、法話や供養などを通じて多くの人々に仏教の智慧を伝えている。現代社会において、人々の悩みや不安に寄り添い、共に歩むことを使命とし、誰もが気軽に訪れて心を癒せるお寺を目指している。そして訪れた方々から「ありがとう」と声をかけられることが、何よりのやりがいとなっている。
アクセス
〒481-0012 愛知県北名古屋市久地野17
お電話でお問い合わせの方
お問い合わせ時間:9時〜17時
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